IVEを用いて実験を行う4つの利点

IVE  = immersive Virtual Environment / 没入型仮想環境

インタラクティブ・ネス  (=相互干渉(可能)性)

仮想環境内では被験者自身による空間要素の操作が可能になる。
現在、当研究室で用いている実験手法は以下二つに分類できる。


アダプティブ・ネス    (=自律調整(可能)性)

被験者の行為選択に応じて提示する環境や空間要素を操作できる。
気付かれないように操作をすることで無意識の行動を抽出できる。
例えば、当研究室では以下のような適用事例がある。


パーセプティブ・ネス   (=主観体験(可能)性)


インフィニト・ネス    (=境界無化(可能)性)

現実には不可能な空間形状や空間接続を作り出すことができる

Reference

発達心理学における没入型仮想環境の実装 IVE・R Implementations in Developmental Psychology Link
子供を対象とした研究や教育に対する IVEの使用例を紹介している心理評価、トレーニング、痛み解消のツールとしての使用例がある